今回は日本一周の看板について書いていこうと思います。
日本一周の看板について
日本一周について調べ始めてから、いつの間にか僕は自然と看板はする物だという感覚で準備を進めてきました。
つけるつけない色々と意見はありますが、僕が旅してきた感覚ではつける派9:付けない派1くらいの感覚。
逆にネット意見だとつける派7:付けない派3くらい?
リアルだとそりゃ付けてる人に目が行くし、付けてる人同士は遭遇しやすいので皆がつけてる感覚になる。
逆にネットではつけない派の意見が目立つ・・・というか日本一周してない人に看板否定派の方が多い気がします。あくまで憶測だけど。
つけるつけないはお好きなようになのは勿論なのですが、僕はこの旅で大いに看板をつけていて良かったと感じています。
僕の日本一周看板
厚み3mmほどの竹のボードをホームセンターで見つけたのでカビ対策で白のラッカーを吹いてマジックで書いた。
このBlogのロゴを見てもらったら察していただける画力なのでイラスト的なのはない。Twitterのロゴを書くだけで精一杯なのである。
日数のところは白い養生テープを貼って毎日書いていくことにした。
取り付けは、板に4箇所穴を開けてテント用のガイロープで輪っかを作ってカラビナでTOPケースのDリングとかに留める。
よく看板が破損とか飛んでいったってのを見るのでしっかりと4点留め。これなら脱落はまずない。
トップケース上にバッグを積み、そこで看板と固定して上蓋の位置に収まるように配置。これで箱の開封に影響は出ない。
看板をつけていて良かったと感じたこと
僕が旅中に看板をつけていて良かったと感じたことは
・毎日カウントを書くという小さい作業が楽しみになる
旅を続けていくうちに日数感覚が薄くなってくるので、毎朝出発前に日数を書くという行為により多少はメリハリがつきました。
毎日小さなことでも欠かさずやることがあるのは結構大事だったりします。
長く続けていると今日何日目だっけ?ってこともあるのですが、実際手で書くことによってすぐに思い出せたりもします。
そしてカウント日数が2桁の頃に見る3桁ランカーの看板はやけにかっこよく見えた。
7月にたくさんの日本一周勢と会って、3、4月出発勢はこの時点で3桁ランカー、5月出発組の僕はまだ2桁だった。
俺も早く3桁ランカーなりてぇ!ってなった。
・日本一周勢同士見つけやすくなる
看板があることによって日本一周勢を見つけることができます。
意外とネットカフェや道の駅で会うんですよ。その時にお互い気がつくことができる。
群馬の宿で目の前を通って行ったチャリダーさんが看板をつけた日本一周勢で、そこで呼び止めて一泊一緒になったこともあった。
知床のクルーズ船で一緒だったヒッチハイク日本一周のRさん。
リュックにつけた看板を見て話しかけました。
快活クラブの駐車場に停めてて看板のおかげで同じところに泊まっていたと知った事も(写真提供Yさん)
本当に看板は出会いを連れてきてくれる。
SNSのおかげで近くに居るとかは分かることも多いけど、フォロー外の人と知り合いになるきっかけになることも多い。
・看板を撮るだけでも絵になる
単調になりがちなバイクのバックショットも看板を写すだけでわりと良くなる
僕の看板はすぐ取り外せるようになっているので、記念撮影の時も小道具として使えて写真のバリエーションが増えます。
ちなみこれは、ねぶた祭り最中にどこかのTV局のニュース映像。
僕の看板がバッチリ写っています。
旅人とわかりやすく伝わりやすく絵になるという認識で間違っていないと思う。
・旅が終わった後もずっと残る形としての思い出になる
旅が終わって部屋に看板を飾っていますが、見るたびに日本一周良かったなと感じています。
これはとあるライダーハウスのオーナーさんの看板ですが、こうやって飾ると本当に思い出が色褪せない。
日本一周したバイクや道具などは一生所持するのが難しいかもしれないけど看板は一生残せる気がする。
早い段階で割れてしまった僕の看板も今となっては話のネタになるいい思い出だ
看板は個性の出る旅アイテム
当たり前だけど同じ看板なんてないし、個性が出て見ているだけで面白い。
ギターケースなんて最高にかっこいいし、酒瓶に書くなんて個性出まくってますよね!
そんな個性アイテム看板。
簡単ではあるけど看板を作るポイントでも少し書いておこうと思います。
看板の素材
看板の素材は
・ウッドプレート
・紙にプリントしてクリアファイル収納
・ホワイトボード
大体この辺りがメジャー
メリット | デメリット | |
ウッドプレート | ・耐久性は他の2つの素材より高い(基本割れ、破れない) ・使い込むにつれて木ならではの味がでてくる ・サイズ加工しやすい |
・デザイン変更しにくい ・作り直すのが手間(工具が必要な場合もある) ・材質によっては多少コストが高い ・材質によっては雨対策が必要(カビが生える) |
紙 | ・プリントした物を使えるので内容・デザインを凝れる ・紛失しても再印刷で容易に作り直すことができる。 ・制作コスト安め ・サイズ加工しやすい |
・3種類の中では一番雨に弱いので防水対策必須 ・耐久力が弱く紛失リスクが高め |
ホワイトボード | ・気軽に内容を書き換えれる ・素材自体は雨に強い |
・耐久力が低め ・消えやすいので定期的に書き直す必要あり ・絵心やセンスが必要になりがち |
思いつく限りはこんな感じですね。
僕は耐久力と脱落防止を第一に考えてたのでウッドプレートにしました。
看板を作るポイント
看板を作るポイントは看板の大きさ・固定方法・看板に載せる内容の3点が主なポイント。
まず看板の大きさ
看板はリアバッグにつけるのが一般的で箱系は開閉に干渉しないように作るのが一般的。
自分のバイクの積載によってサイズを決めます。
シートバッグなら看板のサイズは結構融通が効くのですが、箱系は開閉の邪魔にならないようなサイズを考えたり、後述する固定方法も考慮する必要があります。
箱でもホムセン箱とケースでは上蓋の位置が違うので写真のように取り付ける位置も結構変わってきます。
次に固定方法
日本一周動画を見ていて、途中で落として紛失する人を見ていたので看板を作る上で僕が一番気にしていたポイントが固定方法。
紛失原因は紙系の看板の素材の強度不足で固定の穴が裂けたり風雨でテープ固定が剥がれる。
僕の固定はしっかり4点だったので看板が割れても脱落することがありませんでした。
看板に載せる内容
看板に載せる内容は人それぞれですが
「日本一周」「日本一周の目的」「日数」「SNSのアカウント」「日本列島のイラスト」が主ですよね。
イラストとかSNSのQRコードも簡単に載せることができるのが紙系の看板のメリット。
自分がテンション上がるようにデザインしましょう!
看板は一生の思い出アイテム
ネット上では賛否ありますが、実際リアルで否定してくるような人はいないので僕はつけることをお勧めしています。
日本一周を終えてからも毎日見える位置においてあり、汚れ1つにしても思い出が蘇ってきて元気になれるアイテム。
思い出になる日本一周アイテムなので、ちょっとでも興味あるなら作って日本一周へ出かけましょう!