GIVIのトップケース E43日本一周で使った話[日本一周積載紹介]


日本一周用にCRFに買ったGIVIのトップケース。

一番思い入れのある積載道具になりました。

今回はGIVIのトップケースE43を日本一周でどう使っていたか紹介します。

 

GIVI E43の紹介


GIVIのモノロックケースE43

スペックはご覧の通りで、モノロックケースというGIVIの中では廉価版のケースです。
容量は43Lとなかなかの容量で実売価格はアマゾンで16,000円程

日本一周を見越して買ったわけなのですが購入に至ったポイントは
1.デザイン
スクーターに良く着いているような見た目のボックスじゃない点。
卵型じゃなく若干角ばっているので野暮ったくない。
赤いリフレクターが付いていないのも好印象。
2.容量
容量で当初からトップケースはカメラバッグを突っ込む予定だったので手持ちのカメラバッグがそのまま入る大きさのこれを選んだ。
43Lなのだがこれ以上大きい(50Lクラス)もあるけど横に平べったいデザインは野暮ったい。
3.価格
毎日使うものなのである程度の価格かつ有名メーカーが良いと思っていて、この容量で実売16,000円程はお手頃。
こんな感じ。

F700GSで使っているSW-MOTECHのトップケースもあるのだけど、アルミケースは重い。
ケースだけで樹脂製と比べて2kg程違うんじゃないでしょうか。
恐らくキャリアが持たない。
このケースの内側の底面が結構凸凹で積載性が悪いので純正のインナーマットを敷き詰めてフラットにした。
多少容量が減るけど移動中凹凸部に小物が転がっていってしまうことを考えるとやっぱりフラットが使い勝手がいいと思う。

旅中のケースの中身

・カメラバッグ


日本一周中の実際の使用はこんな感じ。

カメラリュックがすっぽり入りカメラにすぐアクセスできます。


基本的にカメラだけ取り出して使いますが、散策や登山の際はリュックごと取り出して行動しています。

宿やネカフェに入る際もリュックを取り出して代わりにライダースジャケットやグローブを収納しています。


使っているカメラバッグはワンダードのプロヴォーク21

背中面が開くタイプなので今回のようにバッグごとトップケースに入れて、そこからカメラを取り出せるし、散策の際は背負っていけるしで最適解と思っている。

多少の防水性もあるのでトップケースが浸水してもとりあえずは大丈夫なはず。


そんなカメラバッグの中は電子機器。

・ミラーレス1眼
・大三元レンズ3本
・コンデジ
・MacbookAir
・iPadPro 11インチ
・モバイルバッテリー 3つ
・USBケーブルやマウス、ACアダプター等多数

基本的にこんな感じ。

これがライフラインであり、とりあえずこのリュック1つあれば電子的には困らないという感じ。


基本的にはバッグのみなんだけど写真の赤丸の空きスペースに小物を突っ込んでいます。
左から紹介します。

・マルチツール レザーマン SIGNAL

あまり使う機会はなかったけど、ペンチと収納ケースに一緒に入れていた交換ビットが便利で車載工具を使うまでもない作業時に重宝した。

無くてもいいけどあればいいツール。そしてレザーマンには男のロマンが詰まっている。

・ポケッタブルリュック
買い出しはもちろん、風呂や宿に入る際に必要なものをいれて行けるので必須アイテム。

宿の時はカメラリュックと必要なものをこのバッグに詰め込んで持って行っていた。

・GoPro、insta360X3
右の空きスペースは予備のGoPro Hero9とinsta360X3

予備のGoProはモトブログ用とは別に散策時のチェストマウントや雨の時に使う用。

若干の空きがあるのでその都度なんか放り込んでいた。

トップケースの収納物はこんな感じです

ケースを使ってみた感想


半年このケースを毎日使ってみておおむね満足なケースでした。

雨でも一切浸水はなく電子機器を安心して運ぶことができた。
不整地で立ちごけした際も破損や解錠されることなく中身を守ってくれた。
たまにちゃんとベースに装着されているか確認で脱着するのみでケースはつけっぱなしでした。
デザインとコスパがいい塩梅でGIVI製品ということで旅中このケースを使っている方は結構いました。
なので途中からステッカーを色々貼って差別化を図りました。
ちょっとざらついた表面ではあるけどステッカーもたくさん貼ることができました。
そんな満足度高めのケースでしたが不満点も当然ありまして
・ロックが解除されないことが多々ある

ケース外枠のパッキン部やロック部分に生地や紐を噛んだまま蓋を閉めてしまうと開かなくなります。
旅4日目くらいで、カメラバッグのチャックの持ち手の紐を噛んでしまい蓋が開かなくなりました。
当初上からケースに体重をかけて箱を変形させて開けることができました。樹脂ケースだからできる荒業。
結構な圧をかけても壊れなかったのが流石GIVI。
廉価版のケースでもしっかりしている。
解錠できなくなるのは結構な問題かもしれませんが、簡単に開ける方法があります。
上蓋を軽く押さえながら解錠ボタンをカチャカチャすると簡単に開くので、特にデメリットにはなりませんでした。
その方法でも10分くらい格闘したことも1度だけありましたが、基本的に一瞬で開きます。
・デッドスペースがある
これは樹脂ケースにありがちなのですが、アルミケースに比べて上ぶたの割合が大きい。
ご覧の通り樹脂ケースは割合が5:5くらいでアルミケースは2:8くらい。
この差がかなり大きい。
上蓋部にネットを付けて収納できるようにしていたが、上記したパッキン部に何か噛むと開かなることがあったので結局何も収納せずデッドスペースになっていた。
カメラバッグが21Lな事から考えるとケース15L程デッドスペースになっていたのではないだろうか。

そんなな感じではありますが、デメリットよりもメリットが大きいケースでした。
半年毎日使っても全然傷んでいなかったので耐久性も良く、手持ちのカメラバッグにジャストフィットなのも最高でした。
旅に使った他のバッグの紹介もあります。
よろしければそちらもご覧ください。
サイドバッグ上積載バッグ
関連記事

日本一周に使った積載道具たち。 今回はエンデュリスタンのXSベースパックの話をします。 このバッグ、見た目以上に物が入り旅中無くてはならないバッグでした。   エンデュリスタン XSベースパックの紹[…]

シートバッグ上積載バッグ
関連記事

日本一周中はこんな積載でした。 TOPケースとサイドバッグ、多くてもシートバッグを追加するくらいの荷物で日本一周する人が多いと思いますが僕はシートバッグを2段にしました。 今回は2段詰みしているこのバッグを紹介します。 […]

純正ツールボックス
関連記事

バイクに車載工具は必須。 積載バッグに積むのもいいけど、いつでも積んでおけるようにバイクの積載スペースに入れておくのが一般的。 大したものは積んでいないですがCRF250Rallyのツールケースを紹介します。 […]


広告
>FMC Youtube Channel

FMC Youtube Channel

モトブログを中心にバイクライフ動画配信中