初の夏北海道ツーリングでキャンプをおすすめしない理由:キャンプしないという決断


2021年の夏に3回目となる北海道ツーリングに行ってきました。
今回は5泊6日の宿泊(内2日はフェリー内)

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まだまだ北海道ツーリングにおいてはビギナーの僕ですが、今回のツーリングは宿泊にして改めて今回のタイトルの事を思ったので書いていきます。

今回の記事は、[お盆時期に1週間以下の短期ツーリング]という条件下で僕の経験談です。

短期間で初めて夏の北海道ツ―リングへ行く方、キャンプツーリングはおすすめしません。特にお盆の時期付近
社会人の方ならお盆の休みでなんとか1週間程度の休みを捻出という方は結構いると思います。
というかGWやお盆に2週間以上休み取ってる人がおかしいのです
そんななんとか捻出した1週間で憧れの北海道ツーリングへ!と考える方は多いでしょう。

夏!北海道!ツーリング!とくればキャンプ!
バイク乗りのロマンであり一般論だと思います。
しかし・・・

結論から言うと

時間が勿体ない
荷物が多くなってしまう
時期的に雨の可能性が高く疲れる
といった所でしょうか。
とりあえずこの結論に当てはまらないかな。と思う方を書きます
日程が1週間以上の方
無類のキャンプ好き
キャンプツーリング慣れしてる方
とにかく節約志向(低予算)の方
です。

短期間で夏に北海道キャンプツーリングに行った例

以下僕の経験談を書いていきます
まず僕が初めて北海道ツーリングへ行ったのは2018年の夏(お盆)
期間は短い4泊5日の現地3日です。
その時の大まかなルートがこちら。
フェリー到着日(21時)のうちに小樽から岩見沢まで行き
1日目 岩見沢~留萌~宗谷岬~枝幸(キャンプ)
2日目 枝幸~美幌峠~知床峠~中標津(キャンプ)
3日目 中標津~旭川~小樽
合計移動距離 約1,400km

この時は友人と行ったのですが、お互いバイクでは初北海道
しかもお互いに前年に大型バイクに乗り換えテンションが上がり、こんな北海道初心者が北海道の大きさを見誤って建てた計画みたいな1日平均450kmという香盤になったわけです。
フェリーターミナル~オロロンライン~オトンルイ~宗谷岬・シェルロード~エサヌカ線というのは結構な割合で初回北海道ツーリングライダーが取るルート
日数が少ないので北海道ツーリングの回数が少ないうちは定番ポイントを通るルートが主になってきます。
夏!北海道!真っ青な空!どこまでもまっすぐな道!!

1日目 晴れ~曇り
2日目 曇り~雨
3日目 終日雨
といった感じで時期的にしょうがないのですが半分は雨でした☔
これが現実
北海道は広いので一概には言えませんが、過去の天気を見てもお盆時期の雨率はそこそこ高いです。
この時は僕が計画を立てたのですが、初北海道の友人を連れまわした挙句雨のキャンプをさせてしまい申し訳ない気持ちです。
この采配は本当に後悔

キャンプツーリングの行動例


これがキャンプツーリングのざっくりとした1日の行動割合
キャンプメインなのか走るのをメインにするのかはありますが、これは走るのをメインに置いた比重です。
初北海道のキャンプツーリングならとにかく走るのメインの人が多いと思います。
8月の北海道は4時くらいから明るくなってくるので走ることをメインに考えると日の出と共に行動を開始したいけど、キャンプ慣れしていないと4時5時出発は中々の敷居の高さ。
僕の理想は起きてから撤収~走りだすまで1時間が理想です。できたことないけど💦

6時出発なら少しがんばればなんとか・・・とするとキャンプツーリングでバイク行動できる時間は12時間。
折角なら沢山写真も撮りたい、観光・休憩等も考えてバイクは8~10時間走行できるとしても400~500kmくらいが一般的な可能範囲。

次の日の体力とか考えると1日300kmくらいに抑えておきたい所ですけど、日数的に詰め込みがちに・・・
北海道広いんですよ、短期間で広く満喫しようというのが甘い。
18:00にキャンプ場到着というのはキャンプに慣れてない方にとっては遅めの時間で、明るいうちに設営して落ち着けるボーダーの時間帯かなと思ってます。
北海道でのキャンプツーリングはキャンプ場の予約というのは殆どしない印象。
ライダーが行くキャンプ場っておおよそ定番のルート上にあったりしますよね。
昨今のキャンプブームでキャンプツーリングに良い位置にあるキャンプ場は18:00に着くようだと変な場所か最悪ほぼ埋まっている可能性もあります。
僕は昼過ぎくらいからキャンプ場の事を考え始めちゃう人間なので凄く嫌
北海道の素晴らしいスポットを沢山回ってほしいので、限られた少ない時間ではキャンプにかける時間が勿体ないのです。
そこでお勧めするのが宿泊。
一旦夏の北海道のキャンプツーリングのロマンとか忘れてください。

キャンプと宿泊のメリット・デメリット

-キャンプツーリングのメリット-

ホテル泊より場所の融通が利く(地方にも点々としている)
夏・北海道・バイク・キャンプという圧倒的ロマン感
寝ても起きても1日中バイクと居れる夢のような時間
夕景・星空・朝日が楽しめる
他のライダーとの交流
宿よりは低コスト
宿より記憶に残りやすい
キャンプ道具の分荷物が増えて車体が重くなる
乗り入れできないキャンプ場での搬入は地獄
悪天候の際がめんどくさい
昨今ゴミ箱が減っている為ゴミの処理問題
他の客の当たり外れ
撤収に時間が取られる
場所によってはすごくアブ・ブヨ(虫)がでて下手すればその後のツーリングに支障が出る。

– 宿ツーリングのメリット-

荷物を少なくできる
キャンプより圧倒的に体力を回復できる
チェックイン時間が陽が落ちた後でも平気
入浴施設を探す必要がない
ガジェット類の充電管理を気にしなくていい。
出発が圧倒的に楽
悪天候の際のヘルメットや衣類の乾燥ができる。
駐車スペースに屋根がある場合は色々安心。
ライダーハウスならライダーとの交流がある。

キャンプに比べてコストがかかる
比較的街の方にしか宿がない
予約が面倒
急な目的地変更による融通が利きにくい
こんな感じ。
チェックイン時間・撤収時間を考えても1日フルに使える宿泊がコストはかかりますが北海道ツーリングのビギナー方にはおすすめです。
一般的なビジネスホテル・ネカフェ・ゲストハウス・ライダーハウスと色々選択肢はあります。
ネットカフェ等は札幌近郊・旭川・函館・帯広・北見・苫小牧等の比較的大きな都市部にしかないのがネックですが💦

これは夏に屈斜路湖のキャンプ場の前を通った時の1枚。昨今のブームでファミキャンのキャンプ村になってる所は本当に苦手

ゲストハウスはライハよりコストが掛かるけどその分比較的綺麗だし、オーナーも旅人が多く自ずと集まる人も旅人が多くなる。
苦じゃないなら夜の団らんが楽しいです。

ゲストハウスで出会ったライダーとそのままツーリングに行ったりもしました。

でも

とはいえ僕はキャンプツーリングも好きです
1週間以上滞在ならコストの面もですが、全泊とはいかずともキャンプツーリングを選択します。
朝焼けにも出会えるし

朝はすごく気持ちいいし

バイクを見ながらの焚き火も楽しい
やっぱり北海道をバイクでキャンプしながら巡るという様式美は最高です。
雨だって後から思い出すといい思い出だし、そういうときの方が記憶に残りやすいですしね。


ただ初の北海道ツーリングで1週間以下の予定の場合はやはり宿泊がおすすめ
個人的には
体力回復・朝出発時が楽で時間の無駄が少ない・荷物を少なくできる・モバイル機器の電源を気にしなくていい
ツーリングの荷物なんて少ないほうが良いに決まってる!
この点でおすすめです。

軽い状態の愛車で颯爽と北海道の大地を駆け巡る爽快感は最高です。
宿なら風呂代も掛からないので安宿を探せば思ってたよりトータルで宿のコストは掛からない場合もあります。
あと食事はセイコーマート

とりあえず初回は宿にして快適な北海道ツーリングを体験すると、どうせすぐ北海道ツーリングに行きたくなるのでキャンプツーリングはその時検討するといいのではないでしょうか?

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