色褪せたお気に入りのモッズコートを自分でお手軽に染める


以前パーカーを青に染めたりキャンプ用のポーチを染めたりしてたのですが、今回はモッズコートを染めました

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今回染めるモッズコートはこれ


よくあるカーキ(オリーブグリーン)のモッズコート。
お気に入りで頻繁に着ていたので随所に使用感のある色落ちがあります。


色落ちがあるものの生地はまだまだいける感じ。そもそもモッズなのでそれはそれで味なのだけど・・・

このカーキ(オリーブグリーン)のモッズコート、昔CBR250Rに乗ってた頃に川西あたりで信号待ちをしていた時に横の右折レーンにBMW F800GSが停まりまして
そのライダーのスマートなお兄さんがこの色のモッズコートで乗っていたのがすごくかっこ良かったので買ったモッズコートです。


F800GS+オフヘル+モッズコート+コンバットブーツという感じでした。

まぁライダー的にはちゃんとした格好ではない・・・インナープロテクター付けていたのかもですけど

時間にして30秒も無かったのですが、その印象が強烈でして今のバイクを選んだ面も少しあるのかもしれません。
僕は足が短いのでF7ですが💦

そんな思い入れのあるモッズ、色褪せが目立つだけでダメージはあまりないし、モッズコートのような定番アイテムは長く着れるデザインなので色落ち程度で着れなくなるのは残念、なので自分で染めることにしました。

Name
10万円くらいしたので、頻繁に買い替えれるものでもないしね。

使う染料は前回と同じくダイロンのプレミアムダイ


今回使うのはプレミアムダイの34番オリーブグリーン


しかしダイロンのBlogを見ていても、このオリーブグリーンだけではかなりの緑、コートの元の色よりもかなりグリーンなので更に調べると

ダイロンマルチどうしで染料を混ぜてカーキを作る記事を発見。
マルチのオリーブグリーンとコーヒーを混ぜることでカーキを作るらしい。

ダイロンの染料について

ダイロンの染料はダイロンマルチとプレミアムダイという2種類あります。
ざっくりとこの2つの違いは
・マルチは80℃のお湯、プレミアムダイは40℃のお湯が必要
・染料に溶かす塩の量がプレミアムダイのほうが多い
・染めれる素材の違い
大まかにこんな感じ。
今回染めるのは綿100%なのでどちらでも問題ありません。
一番の違いは必要なお湯の温度。
マルチで80℃のお湯を準備するのが地味に面倒です。
プレミアムダイで必要な40℃のお湯なら給湯器から出るので楽ですね。
あとは入手性。
僕はホームセンターや手芸店でよく買うのですが、最近マルチはあまり色の種類を置いていない印象です。プレミアムダイを推している感じなのか店頭でも取り扱いが終わっている色が多くプレミアムダイばかりでした。
マルチのコーヒーは手芸店で手に入ったけどオリーブグリーン店頭やamazonで手に入らず、しょうがないのでプレミアムダイのオリーブグリーンとマルチのコーヒーを混ぜて染料を作ることにします。
ネットの実例もマルチ同士を混ぜてカーキを作っているものばかりなので、今回は好みの色になることは諦めます。
マルチとプレミアムダイのオリーブグリーンは色味が違うっぽいので何となくの配合比率で染めます。
とりあえず色褪せが隠せればOKです。
さて、服のカーキっていうのは結構曖昧というか認識を取り違えられている場合が多く

カーキっていうのは本来ベージュのような色のようですが、服のカーキはメーカーや物によって緑系だったりするのが厄介・・・
僕も完全にオリーブグリーンの緑系の事をカーキと認識していました💦

とりあえず染めていく

今回のモッズコートが1.5kgくらいあるので
お湯 24L
塩 約700g
プレミアムダイのオリーブグリーン 2袋
マルチのコーヒー 0.7袋
カラーストップ 1箱
を用意しました。
24Lのお湯を入れる容器が問題
Tシャツ程度ならバケツ的なもので事足りるのですけど、服をつけて嵩が増した24Lの染料のことを考えると30L↑に容器が必要でさらに攪拌するので大きい容器が必要ですが準備するのが面倒です。
ステンレスの風呂釜ならそこで染めれるのでいいのですけど・・・
これだけの為に容器を買っても保管がすごく邪魔
そいういえば実家に洗車道具をまとめている容器が丁度良さそう
はいみんな大好きホムセン箱です。
容量的に丁度良さそうな40Lの箱です。
ちなみに染料は強力ですので、プラスチック製の桶とかは染まることがあります。
この箱なら黒だしおそらく染まらないはず。
というわけでこの容器で染色開始。
あらかじめコートは一回洗濯しておきました。

染料を溶かした原液。これをお湯に混ぜます。
カーキーの染料だが黒い。

今回はお風呂場で作業。
撹拌するためのロングの手袋がなかったのでゴミ袋2重重ねで対応。
当然手は染まった。
何回も撹拌するので腕まで覆えるこういう手袋があると便利です。家の掃除とかにも使えるしね。
24L作ると容器から溢れそうだったので20Lで作成。
プレミアムダイだけなら40℃のお湯で良いのですけど、マルチ(80℃推奨)を混ぜているのでちょっと高めの温度で作りました。
もうレシピとがガバガバ。
服の重量から染料の量を計算するのですが、コートの裏地のボア(ポリエステルで染まらない部分)の重量がそれなりにあることから染料は少し少なくても大丈夫と判断。

カーキを作ったつもりだけど液からは色を判断できないくらい漆黒・・・
まぁ黒のモッズになってもええか
やっぱり容器が小さいので攪拌しにくい
シリコン製の桶とかなら、容器自体が染まっちゃうこともないしおすすめだと思いました。
ちょっと時間多めに染色しました。
染め終わった後は何度か水ですすぎ
カラーストップを施工して陰干しして終了。

良い感じで染まりました


元の色よりはかなり濃く染まりましたがこれはこれで渋くていい感じ。

Before

After 
撮影条件の違いはあるにせよ見比べると色がぜんぜん違う・・・こう見ると染色前はTHEカーキ
色褪せによるムラはほぼ均一に染まり、素材自体のアタリは残っているのでなんかよい雰囲気に仕上がりました。
思ってた以上に濃く染まったけど綺麗でこっちのほうが好きな色味に染まったので大満足です。
これで、まだまだこの服が着れますね
コスト的には2,500円くらいかかっているのですが、買い替えるより全然いいし自分で染めたってのは愛着が増します

染めてから2シーズン目に突入して、少しまた色が落ちてきましたがアジが出ていい感じです。
結構冬服って腋の下あたりが湿気・スレで真っ先に色落ちしてきて恥ずかしくなるので、そうなりつつある他の服をまた染めようと思います。
次回は実際のカーキを再現するのに悩みそうです・・・
ともかく黒や濃いめの色を染める、色ムラを隠す程度に染めるのは簡単だし楽しいのでおすすめです。

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